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インタビューの記事ありがとうございました。
▽アミノ監督
>・キッドステーキだからと言ってキッズ向けではない
確かに解釈難しいですが、分かるような気もします。
子ども向けなんだけど、子ども向けじゃない・・・?
でもアミノレツゴーが小さな男の子たちに熱狂的に受け入れられたのは間違いないです。
考察でもチラッと書いてますが、小学1年から幼稚園児の男の子に向けてのアニメが当時は無くて。「おかあさんといっしょ」「しまじろう」「アンパンマン」ときて、次に見るのがいきなり「ガオガイガー」かい!みたいな。ロボットが出れば男の子が喜ぶ、と思うのは大人の勘違いですね。子どもが感情移入できて活躍してくれる主人公がいなくては。(中略)
一方で子どもには難しいメッセージも含まれている。「大人なんかに負けないで走り続けるやつら」なんて子どもには分かりません(^^;)。子ども自身には自覚はないですから。ではこのメッセージを受け取るのは誰か? それは親だと思うんです。親の身で受け取ると重いんですよ、このメッセージ。でも子どもでも親でもない層には分かりにくかったかも…。
▽加戸監督
>・キッズ向けではない
>・ミニ四駆→モータースポーツを指向
>・GPチップで自分をごまかしていた
GPチップは子どもらがすんなり受け入れたので、私も素直に受け入れることにしました。
WGPは親へのテーマはなかったので、子どもが喜んで見るならいいんじゃないか、みたいな感じでしたね…。息子たちには人気あったです。意外かもしれませんが。今巻き戻して見るのはWGPの方が多いです。(後略)
>一方で子どもには難しいメッセージも含まれている。「大人なんかに負けないで走り続けるやつら」なんて子どもには分かりません
確かにわかったらすごいです
「でも」なんとなくでも感覚的に伝わるのではないかと思っています
>このメッセージを受け取るのは誰か? それは親だと思うんです。親の身で受け取ると重いんですよ、このメッセージ
「しっかりしてよね、大人」というところに僕だと結び付くかなと
▽テーマ「大人なんかに負けないで走り続けるやつら」
>「でも」なんとなくでも感覚的に伝わるのではないかと思っています
アミノレツゴーは見ていてとても爽快でした。この爽快さがどこから来るかと言えば、やはりテーマから来ている気がします。子どもらにもこの爽快さは伝わっていたと思います。口で語らずとも伝えられる…いいですね。
お久しぶりです。このたび肝試し合宿の回を見ました。これみよがしに騒ぎまくるリョウと烈がおもしろかったです。藤吉の返しもよかったです。
真剣勝負の合間のショートコント的な話はそれまでの雰囲気を和やかにしてくれるいい清涼剤ですよね。商店街レースとかこどもの日レースなんかは私個人としては大好きです。
>あと2年で放送開始から10年
ビデオを持っていて好きな時に見られると、「もうこんな前の作品なんだ~」とあまり実感がわきませんよね(^^)自分の中ではいつまでもリアルタイムって感じで。
でもレツゴは「時代(古さ)を感じさせない」作品だと思うんです。それはきっと作品の中身が時代に流されないしっかりとしたものだからだと思うのです。だからいつ(までも)見ても飽き(させ)ない。私も小さい頃からアニメは結構見てきたと思うのですが今でも好きなのはレツゴだけですv 大好きだ~!!烈くんっ☆
>「時代(古さ)を感じさせない」作品
本当にそうですよね。それだけでなく世代に関係なくハマれるというのもレツゴの特徴かなと思います。子どもだけでなく大人も楽しめる内容と深いテーマ、そして構成の確かさを持っているんですよね。作品としての完成度がとても高いんです。それが時代を感じさせない、時代に流されない良さにつながっているのかなと思います。
>世代に関係なくハマれる
内容もしっかりしていたし、やはりすでに世にあった「ミニ四駆」を題材にしたのも効いてますよね☆ブームが過ぎた後、進化させてまたブームを巻き起こす…。すごいです、こした先生!アミノ監督!老若男女のハートをわしづかみ…!!☆
(中略)
ちなみに私は「ドラゴンボールZ」世代なのでレツゴレベルの無茶さは全然大丈夫です(^^)実際に「ミニ四駆」が世間に存在するものなのでレツゴの世界は私的にはとても身近に感じられました。実際私も小学生の頃、兄の影響で少しミニ四駆をやっていたこともあったのでなおさらですね(^^)(ヘボかったですが;)
>身近に感じられる
レツゴって一見荒唐無稽でツッコミ所満載だけど、実は私もとても身近でリアルに感じていました。荒唐無稽なものと身近なものが無理なくつながっているので、身近に感じつつ無茶な空想の世界を楽しめる、といったことが出来たのかも。
またノーマルなキャラと荒唐無稽なキャラのバランスが上手いですよね。実在の人物であるミニ四ファイターや土屋博士が認めることで本来なら荒唐無稽なはずの大神博士も存在感を得られる、そんな効果もあったように思います。私にとっては子どもサイドでその役割を果たしてくれていたのが烈くんでした。烈くんは現実世界と空想世界の架け橋になってくれていたような気がします。