ところでカルロと言えば悪役、らしい。でもこの子も本当はミニ四駆が好きなんですね。それがよく分かる回。ゾーラのマシンを見てグリスが固まっていると怒るカルロ。「マシンはいつも最高の状態にしておけ」「マシンにわびな」…烈くんが聞いたら嬉し泣きしそうな台詞。烈ちゃんのお仲間だ…(笑)。って、ちょっと待て。このカルロの台詞、7話で烈が豪に言っていた台詞そのままじゃないか!? う~ん、こ、これは…。
カルロがバトル行為をしているのは、実はカルロなりの事情があるからなんですよね。土屋博士がミーティングで言った「ロッソストラーダの連勝はマシンメンテナンスの技術にあると思うんだ。(中略)彼らは何よりもマシンを大事にしているんだろうなあ」という台詞は間違いではないんです。烈くんはこのメンテナンス、マシンを大事に弱いから…。それで豪のようにロッソを疑うより、彼らを信じてメンテの方に気合が入る。烈くんは烈くんなりに見えない真実に沿って動いていると言えると思うのです。