でもせっかく兄貴がかたきを取ってやるはずのレースで、なんで喧嘩になるんだ、烈と豪。言葉で言い返せない豪をとことん理詰めで追い詰める烈くんがけっさく。ことミニ四駆のこととなると熱くなっちゃうらしい。
豪の敗因を名探偵のようにズバリ当ててみせ(マグナムの状態を一目見ただけで、豪が藤吉との勝負の前に何をしていたか、その結果シャーシにひびが入っていたこと、豪がそれを見逃したメンテミスがコースアウトにつながったこと、等を見てきたように言い当てる君の頭脳はホームズ並)、「ほら、お前のマシンを見てみろ!グリスや手垢で汚れてるじゃないか。(中略)レース前にマシンを最高のコンディションにしてやるのがミニ四レーサーの大事な役目なんだぞ。だからマグナムがスピンアックスに負けたのはお前のせいだ!お前が悪いんだ!マグナムがかわいそうだ!」と大お説教。君に言われると説得力があります…。でもそのせいで豪はキレちゃって雲隠れ(笑)。
レースシーンはさすがの走り。これぞ真打ちの走りだッとばかりに魅せてくれます。烈くんが走るとすごく爽快な気分になるのは何故…。怪我しても頑張る烈。その姿が豪を呼び戻す。最後まであきらめず床のコンセントで勝負を決めるソニック。燃えます!でもベビーカーの乗り方は原作の方がよかったような…。
最後に藤吉のお父さん、三国菊之丞登場。藤吉も父親には弱いらしい。あれだけ言いがかりをつけていたのに、あっさり負けをみとめ、以降烈と豪の友人に。根はいいやつです。