今週のレース(赤字が勝利チーム)

TRFビクトリーズ
VS
小四駆走行団光蠍
長城園サーキット
リレーレース
1 藤吉 vs ポン
2 J vs リーチ
3 リョウ vs トン
4  vs ホワン
5  vs ナン

あらすじ

長城園サーキットで小四駆走行団光蠍(ゴンキ)とのリレーレースが始まった。相変わらずマシンが傷つくのを恐れて走らせるのを嫌がるホワン。豪はホワンが気になってしょうがない。いよいよ第4走者のホワンの番が来たが、ホワンはなかなか出発させられなかった。ようやく押し出されるようにして走り出すホワンだが、気持ちが後ろ向きなので、スピードがのらない。だがシャイニングスコーピオンの様子を見ているうちに、ついに本気になる。その時、大変なことが…!


コースの下見はメンバーに任せて我らが御大将は腕組みでご登場。それなりにリーダー稼業も板についてきたご様子。前回の騒ぎは期せずして皆に連帯感をもたらしたか? しかしここに不協和音が1つ…。

兄貴が走っている時に敵を応援する豪・・・

きみの気持ち、分からなくはない。情に厚いのが豪のいいところだ。敵味方チームを超えた豪の友情は子どもたちに大きな感動を与えたであろう。かっこよかったぞ、豪! しかしだ。ちょっと視点をずらして見ると…。
すっかりホワンに気をとられてビクトリーズのことなど失念状態のきみの姿は63話のリョウと同じ(というか、豪の場合最初からビクトリーズの自覚がないというか…^^;)。一見啓蒙的なシーンではあるが、これでは烈くんの立場がない…。リョウの感想も的をはずしている気が…。マシンを走らせる楽しさを忘れていた気がするってアンタ…十分楽しんで走らせていると思うぞ63話参照)。私から見れば十二分すぎるほどだ。これ以上楽しんでどうするんだ。きみたちが学ばなければいけないことは他にあるはずだ。チームが5人揃って皆で走れる楽しさを喜ぶ光蠍。全員の気持ちが1つになる一体感…。今、光蠍はそれを味わっている。各人が好き勝手に楽しんでるだけでは、いつまでたってもチームと呼べる状態にはならない気が…。

「勝ったからいいようなもんだけど、自分の兄貴が走っている時に相手を応援するなんて…」の烈くんの不満げな台詞がビクトリーズの現状を物語っております…。

アニメージュ5月号のベスト10キャラに烈くんが17位で初お目見え。20位以内は顔写真が載せてもらえるので別格扱い。以降、翌年の8月号まで1年3ヶ月にわたってベスト10キャラの常連となる。おかげで烈くんの1カットのためだけにアニメージュを毎号買う羽目に…。

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