今週のレース(赤字が勝利チーム)

シルバーフォックス VS サバンナソルジャーズ
TRFビクトリーズ(9p)
VS
小四駆走行団光蠍(?p)
高速型オフロードコース
ポイント制レース
(富士ノ湖サーキット)
1位(5p) 藤吉(スピンバイパー)
2位(4p) リョウ(ネオトライダガーZMC)
3位以下は不明

あらすじ

烈は靭帯損傷で2週間の入院。リーダー不在で次の光蠍戦に臨む4人。烈のためにもどうしても勝たなければ!と気合が入る。しかし藤吉はオフロードコースと聞いて、焦る。スピンコブラはオフロードが苦手なのだ。こうなったら新型マシンを開発するしかない! だがアイデアが煮詰まらない…。リョウがトライダガー特訓のため山へ行くと聞いて、ついていく藤吉。リョウに新型サスペンションを提供した藤吉は自分もリョウから新マシン完成のヒントをもらう。試合当日、直接スピンコブラから学習させたスピンバイパーを駆り、勝利をもぎ取るビクトリーズだった。


烈ちゃんが悲しい…(涙)。烈ファンにとってはあんまりな展開だが、ここでビクトリーズ内に今までにない動きが出始める。皆の気持ちが烈のために動き出す。

リョウと藤吉という珍しい組み合わせで、藤吉の新マシン作りが始動する。リョウもネオトライダガーを強化する。前回結果を出せなかったためだ。「お坊ちゃまにも五分の魂」で新マシン、スピンバイパーを完成させる藤吉。しかし試合当日ギリギリまでかかったため、スピンコブラと2台エントリーし、走らせながらスピンコブラの機能をスピンバイパーに学ばせるという方法をとる。

…このパターン、スピンコブラ開発の時と同じだね。あの時もスピンアックスは温存したまま、新マシンを開発した藤吉。これが藤吉のパターンなんですね。古いものから新しいものへ自分を継承させていく。壊れずに成長していく。実はマシンの変わり方に各キャラクターの特質が表現されているんですよね。

今回のポイントは藤吉のこの台詞に集約されていると思う。

「烈くんのためにもぜったい負けるわけにはいかないでゲス!」

だけど病室の烈くんにはこの声は届かない…。黙って毛布を握りしめる烈くんが痛々しすぎる…。

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