豪が別人のように成長しとります…。
もうカルロのことなんて全く気にしない豪。マグナムの走りだけに耳を澄ます。ミニ四レーサーとして、ただマシンを走らすことだけに専念する豪。烈にも分かっているようだ。二郎丸や藤吉が不安がる中、落ち着いて豪に走りを任せる烈。「細かいトラブルも出てないな?」とマグナムへの気配りも欠かさない。…同じマグナムでも、ビートマグナムはサイクロンマグナムとは全く意味が違う。ビートマグナムは豪のマシンであると同時にビクトリーズ全員のマシンでもある…。豪の成長もマシン合体のおかげか?
焦るカルロ。豪くんに振られちゃったみたいですねぇ~。ルキノは虎視眈々とリーダーの座を狙ってるし、リョウは試合前にプレッシャーをかけにくるし、どちらを向いても油断も隙も持てないカルロ。最後のセクションでディオスパーダが豪に勝負を仕掛けだす瞬間に始まる主題歌ッ!…これ一見、豪の飛び魚走りに合わせて鳴ってるようだけど…カルロが最終コーナーを回ってトップに立ったところで終るんですよね。いつに間に主人公なんだ、カルロ!?
カルロといい、烈ちゃんといい、走ってる豪より周囲の人間の思惑の方が実は面白いのだった。ロッソに勝てて意気上がるビクトリーズ。一方、何とも悔しそうなカルロ…。