今週のレース(赤字が勝利チーム)

ロッソストラーダ
VS
TRFビクトリーズ
タワーサーキット
ポイント制レース
1位(5p) サイクロントライコブラエボリューションハリケーンマグナム
2~5位(計10p) ロッソストラーダ(ディオスパーダ)

あらすじ

対ロッソストラーダ2戦め。今回は全員出場。ところがロッソのバトル行為を恐れた豪がラフプレイを行い、ビクトリーズの隊列をみだし、とうとう本当に怒った烈と衝突してしまう。腹を立てた豪は一時レースを投げ出してしまうが、ソニックリタイアとブレットのカツ入れで再び走り始める。しかしロッソの攻撃の前にはなす術もなく、全てのマシンが壊されてしまうビクトリーズ。そこで烈たちはまだ走れる豪のマグナムに皆のマシンのパーツを合体させ、勝利はとれなくとも最後までビクトリーズとして完走させる。


私の愛する山岡烈くんの回なのに…(泣)。前半は烈くんがかわいそうで見るのが辛かった…。だけど烈くんのサポーターとして敢えて言おう! 烈くん、きみはどこも間違ってないぞ! 結果がどうあろうときみの信じる道を貫いていけっ!

やっぱりロッソのバトル行為が気になってしまう豪は、ブラインドコーナーの多いコースを見て、必ずロッソが仕掛けてくると思い込む。ロッソがつめてくるのを見て焦った豪は、烈のチームラン指示を無視し、自らビクトリーズの隊列に突っ込む。バラバラに走った方がやられないというのが豪の主張だが、隊列を組もうがバラバラだろうが、やられる時はやられると思う…相手はロッソだから。

それだけでは飽き足らず、EVO.に追いすがるディオスパーダにまで突っ込むマグナム。とうとう怒った烈の平手打ちが炸裂! 「あんな走りをしてっ恥ずかしくないのか!」「お前なんかお前なんかビクトリーズのメンバーじゃない!」…あああ。でもこの後で一瞬だけど、「リーダー」から「兄貴」の顔に戻っていることに注目。他の誰でもない、弟だったからこそ許せなかったのではないだろうか。烈くんだって辛かったんだと思うのです…。

烈くんはミニ四レーサーだ。烈くんには自分の信じるポリシーがある。これだけは曲げられない信条がある。曲げてはならないものがある。相手が誰であろうと守らねばならないものがある。SGJC編の時、敢えてバトルレーサーの真っ只中に「自分の走り」で正々堂々と勝負をかけにいった烈。正しきミニ四レーサーはいつ、いかなる時でも「自分の走り」を忘れてはいけないのだ! 誰が何をどうしようと、自分のマシンを信じてただひたすらに走る、それがミニ四レーサーなのだ! だから烈くんはミニ四レーサーとして自分が正しいと信じた道を貫く。それが「さっきはすまなかった、カルロくん。許してくれ」の一言になる。だが、この一言はカルロには「鼻につくいい子ぶり」と映る。烈たちのことを「おめでたい連中だぜ…」とカルロ。むかくつ相手に出会うと潰したくなるのがカルロの性分。そのため、真っ先に攻撃の標的にされてしまうソニック。「ソニックーー!」 烈くんの叫びが痛い…。ソニックの場合はブラインドコーナーだからやられたんじゃない(豪を信じなかったからではない)、烈の姿勢がカルロの癇に障ったからなんですよね。だけど一切の弁解も言い訳もせず、豪に謝る烈くんは本当に偉い…(涙)。

ところでカルロくん、マグナムにとどめを刺しきらなかったのは、もう勝てると思ったから? それとも意外に甘い一面があるの? 気がついてなかったのかな? そのおかげで…。

ここでビクトリーズの隠れ必殺技「マシンの合体」が発動。

二郎丸がピットBOXを持ち込む。ウイングはソニック、モーターとギヤはトライダガー、スピンコブラからは特性チタン合金シャフト、センサー類はEVO.より。名付けて「サイクロントライコブラエボリューションハリケーンマグナム」(笑)。今、ビクトリーズの全マシンが1つになって、ロッソストラーダを猛追にかかる! ここでウイング(ソニック)の「TRFビクトリーズ」の文字が光り輝き、赤い光の帯を引いてマシンを前方へと導く! 今、ここに合体が呼んだ奇跡が起きる…。

驚かされたのはレースが終った後。FIMAにロッソの不正を調査させようという土屋博士に向かって豪が言った言葉…。「冗談だろう博士、そんなの必要ないぜ。けりはコースの上でつける! あいつらがどんな汚い手を使おうと正々堂々とブッちぎってやるぜ!」…豪、あれほど不正を暴くことにこだわり、ロッソを恐れるあまり自分の走りを忘れていた君は何処へいった…。今までの君とは別人だっ! それでこそミニ四レーサーだっ! これも合体のおかげか!? 何はともあれ一段落…。

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