カイを警戒するビクトリーズの面々。過去が過去だけに全員の気持ちがカイに集中。理由が何であれ、皆の意識が「共通の目的」を持った。「よし!スタート直後はGPチップにこのコースを覚えさせることを優先して無理に勝負を仕掛けるのをさけよう!」と言う烈の指示に全員が従う! リョウも、土屋博士も、豪ですら異存なし。後半、勝負を仕掛ける段になっても全員の気持ちがすうっと同時にまとまる。今回の隠れポイントはここ、ですね。
アクシデント発生のため、結果としてレースには負けたけど、チームの気運が全く違う。同じ各自の個性を生かしたバラバラな走りをしていても、「共通意識」があるだけで別のチーム。ビクトリーズに足りないのはこれなんですね。しかし「カイ」ではサバンナソルジャーズにしか通用しない。もっと他の「何か」を見つけないと、ビクトリーズは本当に1つにはなれない…。その答の1つは既に今までのレースの中で示されている。だけど簡単に見つけられるほど甘くはない。頑張れ!ビクトリーズ。