これについては佐上のおっちゃんから、きつーい一言が。
「子どもがちゃんと守ってるルールを大人の都合でぽこぽこ変えるのは無責任だ」
み、耳が痛いです。これ、親に対して言ってません? 全くもってその通り。大人は自分の都合で子どもを振り回す。これは大人に振り回される子どもたちの物語でもあるんですね。だけど子どもたちはそれを逆手にとる。振り回されたままでは終らない。大人には負けないよ。しかしそう出来ない子どもたちだって、いる…。
大神研究所に残った鉄心はレイやゲンたちに「大神のマシンをただ走らせてそれで楽しいのか?」と言う。鉄心が烈を大神研究所に連れていったのは、烈の手助けをするだけでなく、レイたちに自分でマシンを作る子どもの姿を見せたかったからではないかと思う。レイの心が揺らぎ始める。そんなことをしたら大神博士に怒られる…でも大人の敷いたレールの上だけを走っていればいいのだろうか? 結果がうまくいかなかった場合はその方が楽だ。大神博士のせいにできるし。しかし…。
敗者復活レース、ビックチャレンジのことを友だちに知らせに行く烈と豪。豪は黒沢へ。烈はジュンとチイコへ…って何故女の子になんだ、烈…。ところで烈はもう豪に付き添うのはやめたように感じるのは私の気のせいか?