今週のレース

秋祭りレース 1位 豪(サイクロンマグナム)
2位 烈(バンガードソニック)
3位 南条隼人(黒帯セイロク)

あらすじ

柔道少年、南条隼人はオータムレースのビデオを見て、豪の走りに憧れ、弟子にしてくれと申し込む。烈やジュンはあきれるが、豪は師匠を引き受ける。しかし隼人は柔道を優先する父との間で苦しんでいた。しかし父に壊されたアスチュートジュニアの代わりに豪からもらったセイロクでレースに出る決心をつける。レースの後、柔道もミニ四駆も両方やりたいと言う隼人。レースをする息子の姿を見た父は隼人の主張を受け入れるのだった。


豪に新しい友達ができる。彼は引っ越してしまうが、レースを通じて自分の道を見つける。柔道はいいが、ミニ四駆は駄目だと言う父。それに対してどちらも自分のやりたいことなんだから、両方したいという息子。豪が主人公のように見える回だけど、真の主役はこの親子かなと。どちらか一方が駄目でどちらか一方だけがいい、ということはないんですよね。差別せず、両方肯定する。そして親の敷いたレールを走らせるのではなく、子どもが自分で見つけた道を走らせることを認める親(大人)。これが隠れたテーマかなと思います。

烈くんもさりげなく辛い…。豪が師匠なのは全くかまわないことなんで、問題ではないんだが、ソニックが負けてる…。烈くんの「やっぱりサイクロンマグナムは速いか…」の台詞が妙に心にひっかかった回。今回のレースはバトルじゃない、全く普通のミニ四レース。レーンもちゃんとあるし、現実のミニ四レースそのままです。ここでソニックが負けちゃいけないよ。荒唐無稽な変なレースやバトルレースならともかく。

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