今週のレース

バンディッツのコース 1位 烈・豪(ソニロク・マグロク)
2位 Vマシン
リタイア バンディッツ

あらすじ

バンディッツという6年生グループが勝負をしては負けた子のマシンを取り上げているという話を聞いた烈・豪。彼らと勝負をするものの、油断から負けてしまい烈と豪までソニックとマグナムを取り上げられてしまう。マシンを取り返すためにセイロクを改造して再び勝負に挑む烈と豪。ところがVマシンはバトルマシンに改造されていた? なんとしても勝たなければと頑張る2人。ソニックとマグナムは取り戻せるのか!?


息子らに人気のあった回。烈と豪がセイロクを改造するシーンがあるんですが、そのシーンになると2人とも急に立ち上がり、突然部屋を走り去る。えっ、どうしたの?とふり返ったら、息子らはそれぞれ自分のレーサーズBOXを手にして駆け戻ってきた。テレビの前に座り、烈と豪そっくりの格好でセッティングを始める。どうやら刺激を受けた様子。思えばセッティングのシーンって意外に少ないんですよね。派手なレースやバトルも面白いけど、こういう現実とリンクしたようなシーンは子どもにとって貴重なのではないでしょうか。

テレビの中と外で同じポーズでセッティングをする4人の男の子。どこまでが本当の男の子でどこまでが架空の男の子?と思えるようなトリッキーな空間。レツゴーならではの光景ですね。

ところでこの回、実はレースも面白い。これはコースが主役の回ですね。バンディッツのコース、かなり複雑なテクニカルコースで、逆走のショートカットコースもあり、ミニ四レーサーなら思わず「走らせたい!」と思わせる面白そうなコース。バンディッツの走りも面白い。最後に前方からVマシンが現れるのは、単にタイミングで逆走コースに入っちゃっただけなんだけど、それを「助けにきた」と思う烈・豪の発想がマシンへの思いを表している。いかにもミニ四駆アニメらしかった回。やっぱりミニ四駆アニメはレースが面白くないと。真の主役はマシンなんだから。

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