のっけから多彩な表情が満載。烈くんの魅力も満載。左後方をふりむく時の流し目が、おおぅ…(笑)。烈くんの「天気予報見たからさ」もこの回で初めて発動。雨の中、流れるように後方から追い抜くソニックの華麗な走りも美しい。水もしたたるいい男だ、烈!「はずれたらどうするつもりだったんですか?」と聞くカイに「その時はその時さあ!」と悠然と言い放つ。貴公子と見せかけてその実態は勝負師か?ああ、それなのに、雷のバカ。カイに追い抜かれちゃったじゃないの! 一丸となってゴールへなだれ込むマシンたち。無事予選をクリアしてはっと気付く。「豪は?」
そう、この回には妙なエピソードがある…。対ビークスパイダー用に烈が考え出したアルミ装甲板。それは落雷で倒れた木からソニックを守ってくれたけど、豪のマグナムに烈自らがつけてやった分はマグナムのタイヤを削ってしまい、そのため豪は遅れてしまったのだった…。しかし烈に悪気があったとは考えにくい。船の上の烈は豪が遅れた原因が何なのかも知らず必死で豪を応援しているからだ。弟のためを思ってしたことが裏目に出た? これには何か意味があるのだろうか?