今週のレース(途中経過)

藤吉カップ後半
(三国ファイブスターランド)
1位 豪(ビクトリーマグナム)
2位 烈(バンガードソニック)
3位 藤吉(スピンアックス)
 …
ラスト J(プロトセイバーJB)

あらすじ

新しいモーターに積み替えたVマシンの猛反撃が始まる。前を走る車を次々に追い越し、あっという間にスピンアックスにせまる。トライダガーXは前回の最後でJBの餌食になり、既に吹き飛ばされリタイアしていた。藤吉を軽くかわし、2位に浮上、JBに迫る烈と豪。空気砲で対抗するJだが、Vマシンには通用しない。風が吹き、エアロブレーキがあだになり、吹っ飛んでしまうJB。だが意を決してJBを追って海中に飛び込むJ。烈と豪の走りにJの中のミニ四魂が目を覚ましたのだ――。


初めてこの回を見たときは何事が起こったのかと思いました。いえ、話ではなくて、絵です。絵に驚いたのです。かっ、影がついてる!? げげげ劇画ッ!? 見慣れた今となってはそうでもないけど、当時は前回のほんわかした絵とのあまりの違いに茫然自失。以降、作画監督に注意を払うようになる…。それでもWGPで到来した真の劇画回(56話とか^^;)と比べればまだ全然かわいいんですが…(というか、だんだんこのタイプの絵に移行していくんですよね。最初からこの絵なら別に驚かなかったと思うけど、突然変わるから…)。

今回1番印象的だったのが、JBに右のフロントカウルをやられた時の烈ちゃんのアップ。
めちゃくちゃ濃い。誰だこいつ…。
豪ですらこんなに濃く描いてもらったことはないと思うぞ。あまりの印象の強さに、この顔、何回巻き戻して見たことか…(苦笑)。Jくん、ミニ四レーサーの仲間入りできてよかったね。でもせっかくの感動シーンなのに、絵のせいでJBを抱きしめている手のリアルさばっかり目について困りました…(ああ、烈くんはあんな劇画な手、描いてもらったことない気がする…)。

レースの結果はVマシンの勝利で今回は土屋博士の勝ちということに。それだけではなく、改心したJの走りは子どもたちの共感をも呼ぶ。大神博士のもとを去るJ。完敗の大神博士だが、もちろんこのまま引き下がりはしない…。

さて。原作ベースのレースは今回にて終了。以降、アニメはますます原作から離れだします。時々エピソード程度の取り入れはあるものの、オリジナルな展開が多くなっていきます。

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