夜の烈の部屋。風呂に入るのも忘れて夢中でセッティングと調整をしている烈。ソニックセイバーを初めて走らせた時のモーターを取り出し、「大事な記念だからとってあるんだ。モーターはミニ四駆の魂みたいなもんだからね…」とつぶやく烈。兄貴の様子を見て豪もセッティングを始めるが、烈と同じくマグナムのモーターに気付く。
烈くんのモーターに対する思い入れとこだわりは人並みならぬものがあるようです。11話の烈くんの夢の中で大好きな台詞があります。「このモーターは当たりだな」とつぶやいてるんですが、これは本当にレースをして走りこんでいる人間じゃないと出てこない台詞なんですよね。ミニ四レーサーなら心にぐっとくるツボな台詞では。レツゴー全102話を通して見ても、これほどモーターに丁寧に接しているキャラは烈くんだけでしょう。烈くんのミニ四駆への愛とこだわりはこんな所からも感じられて、ますますこの子が好きになってしまいます。
さてVマシンにセイバーを初めて走らせた時のモーターを積んだ烈と豪。もう古くて寿命がきているのでスピードが上がらない。最後尾になってしまう烈と豪。でもいかにJBが暴れようとも、ぐっとこらえて古いモーターが動かなくなるまで走らせる。JBの餌食になってしまったまことくんの前で新しいモーターに積み替えて再スタート。
「こいつらにマグナムセイバー・ソニックセイバーのミニ四駆魂を受け継いでもらうためさ!」
魂は伝わった! 反撃開始! 「あいつに本当のミニ四駆を見せてやる!」と叫ぶ烈!
「いっけぇーーーー!!」
あああ、燃えるうぅぅ!! ミニ四レーサー中のミニ四レーサーだッ、烈!!