肝心の烈と豪が今度はすんなりと新マシンを受け入れてくれない。彼らがマシンを受け入れてくれなければ大神博士と対決できない。「これは君たちが作ったマシンだよ」と一生懸命烈と豪を説得する土屋博士。けど2人には博士の言うことがなかなか理解できない。「僕たちが作ったって言われてもなあ…」それはそうだ。作ったのは土屋博士(笑)。
烈と豪は前のマシンが忘れられないのだ。セイバーを失ったショックはそう簡単には癒えない。その喪失感から元気もなくなってしまう。両親はそんな2人を心配する。
しかし土屋博士の言葉をずっと反すうし続けた烈は自分で気付く。いじいじしてたってソニックセイバーはもう戻ってこない。だったら自分の力で蘇らせてやる!ソニックセイバーにかけた気持ちを! ぼくたちのやってきたことは無駄じゃなかったんだ! この、一瞬で気持ちが切り替わってしまうところがいかにも男の子。思い立ったら即行動。まだ納得できない豪に「お前はお前、オレはオレさ」と言ってさっと部屋を出て行く。烈くんのこういう所、好きです。
一方豪は自分ではなかなかふっきれず、父親に説得されてようやくVマシンを受け入れることに。父親が説得するのは息子に元気を取り戻してほしいから。土屋博士が説得するのは大神博士に勝ちたいため。大人の思惑はそれぞれあれど、ともかくVマシンは烈と豪の手に。