今週のレース

GJCウインターレース地区予選 1位 烈(ソニックセイバー)
2位 まこと(アバンテ2001)
3位 豪(マグナムセイバー)

あらすじ

星馬烈と弟の豪はミニ四駆大好き兄弟だ。ある日2人はミニ四駆開発者の土屋博士からセイバーという新しいマシンをもらう。ただし、ウインターレース決勝戦までに自分のマシンとして育てられなかったら返すという約束で。2人はまず予選に向けてセイバーのセッティングを始める…。


記念すべき第1話の始まりである。さあ、録画の用意はOK? タイマーは大丈夫だろうな。失敗したら夫に怒られるわ…(笑)。いよいよ待望の6時! ワクワクしながらTVに見入る2人の息子。ではレディー、ゴー!

オープニング。なかなかかわいい。コマーシャルの後、本編へ。ファイターの説明をバックに画面でミニ四駆が組み立てられていく。シャーシにタイヤ、ローラー、モーター…そしてかぶさるボディはスーパーアスチュートJr。それを赤い手袋をした手がつかむ。カメラが引き、手の主が画面にアップで写る。赤毛の男の子。烈である。伝説の始まりだ!

内容はほぼ原作どおりの展開。息子らはもう大喜び。わあ、漫画でしか知らない烈と豪がTVに出てきたあぁ~! 絵もかわいくてよい。私は絵から入る人間なので、絵が駄目だとその時点で見なくなるが、これなら合格。私にとってはけっこうツボな絵。ただこの時点ではまださしたる感情を持ってはいなかった私。子どもらが喜べるアニメでよかったわ、これなら息子らのお守りになるわね、その間私は家事が出来るし、助かるわ!

しかし。さしたる感情はない…のだが、妙に気になったのが烈のやんちゃぶり。えらく元気がいい。よすぎないか?(汗) 原作はちょうどトライダガーが復活するところ。「烈兄貴」ってもっと落ち着いた子だったのでは…。しかもよく見ると違うぞ!原作にないことをやってるぞ、アニメ烈!? 

順調に走る2台のセイバーだが、滝コースでコースアウトしてしまう。そのショックで壊れてしまうマグナム。そこでアニメ烈、泣く豪に向かって

「この程度であきらめるなんてお前本当の豪じゃないなあ?ニセモノ!豪のニセモノ!」

…思わず、ずるっと…(笑)。「お前もいっしょだ、豪!!」じゃなかったんですか…?
その後、烈は壊れたマグナムをかばう形で2台のセイバーを重ね合わせ(つまり合体)、再スタートさせる。ゴール目指して走るソニックとマグナム。今度は2台の重みで滝にも負けない!トップを行くアバンテ2001にぐんぐん迫り、今ソニックがトップでゴール!!2位にアバンテ2001、3位にマグナーム!…って、え?何故ソニックとマグナムの順位にズレが?確かここはソニック・マグナム共に1位で同時ゴールインのはずでは…??

実は烈くん、2台を重ねる時にこっそり自分のソニックが前にくるように組み合わせていたんですよね…。走れなくなったマグナムをゴールまで連れて行ったお兄ちゃんぶりは素晴らしいが、この機会に乗じて自分をちゃっかり1位にしちゃったアニメ烈。う、うそっ…(汗)。なんか、原作で培ってきた「烈兄貴」のイメージが少し…(大汗)。

おかげで自覚はなかったものの、早くも烈くんに私の視線は釘づけになっていたようです。

だが放映終了後には、アニメに感じたショックなど吹っ飛ぶほどのレツゴーブームが待っていた…。さあビデオを巻き戻せと子どもたち。次の1週間が来るまでひたすら回り続けた1話のビデオ。お母さんまで全部の台詞覚えちゃったわよ~。うちも男の子2人兄弟だ。兄が6才、弟が3才。真似て遊ぶには格好の素材。さあ今日はどっちが烈の役で、どっちが豪の役? そうそう、玩具屋へ行ってソニックセイバーとマグナムセイバー買ってこなきゃね。烈豪ごっこするにしてもマシンがなきゃ様にならないものね。

かくしてレツゴーづくしの1年が幕を明けたのだった…。ところでコマーシャルでやってた「プレイステーション用ゲームミニ四駆バトル爆走兄弟レッツ&ゴー、この秋発売!BPSより」って何?…そんなゲーム出てましたっけ?

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