「コミックからSFまで○○○○○○○○○○
○○○○○・マガジン」

*○には毎号読者から投稿された言葉がこの字数内で入ります*
例:コミックからSFまで世界で爆走!! かっとび・マガジン
(1997年7月号表紙のうたい文句より)


ファンロードとは何か。…この説明は、ぱふよりも難しい…。私にもよく分かっていないところがあったため、少しインターネットで調べてみました。それらを総合してみると、「若者向けの情報雑誌。内容はアニメとコミックが多いが、ジャンルにとらわれず、小説・映画・料理(食べ物)・手芸・旅行まで幅広く扱い、読者からの大量の投稿文・投稿イラストで成り立っている雑誌」ということになるでしょうか。…一言で言うと「趣味(ホビーとも言う)の雑誌」?? 独自の雰囲気を持っている雑誌です。

とは言え、実際に内容を見てみると、アニメ・コミック関連の話題が圧倒的に多いようです。読者からの投稿がメインなので、イラストもギャグやつっこみ関連の文章投稿もレベルが高いらしく、載るのはけっこう大変らしいです。そのため下手するとハマる恐れあり?! 気をつけて下さいね。なお、こちらもぱふ同様、歴史はかなり長いようです。

さて、ここにもレツゴー登場。が、内容的にはファンの投稿イラスト&つっこみがメインのため、スタッフのインタビューや評論的なものはありません。しかしこれが滅茶苦茶面白い。ただ、この面白さを理解するためには事前にそうとうディープなレツゴーファンになっておく必要がありそうです。一言聞いただけで「あ、○○話の○○シーンだ!」と一瞬でひらめくくらいに(笑)。読者の投稿ハガキで好きな作品をヨイショするコーナーもあり、最盛期にはレツゴーも最高人気ゾーンを長期間キープし、人気トップをとったこともありました。つまりアニメディアのアニメアイ同様、ファンロードではレツゴーは相当な人気作品だったのです。

編集部視点がメインになるアニメ情報誌ではほとんど相手にされなかったレツゴー。にもかかわらず読者主体になるとうってかわって人気作品になり登場回数も増えるレツゴー。ここにもその現象が。その時代に吹きあれた確かなレツゴーの烈風を記録に残しておきたいと思います。


*レツゴ関係の投稿は毎号どのコーナーにも常時あったため、ここでは企画のあった号に絞って紹介しています*

年代 レツゴー関連記事 コメント 発売日
1997年7月号

趣味の特集

カラー投稿イラスト72点

「趣味の特集」というのはファンロードの目玉特集の一つ。夏の映画公開に合わせたものと思われます。熱いファンのイラストが一挙に72点も掲載され、楽しませてくれます。

映画のカットも7点載っているのが私的にはポイント。

8~12 6月15日頃

趣味の特集

「大辞典」

これこそがファンロードでしょう!(笑)

読者イラストと共に載っている数々のつっこみに笑って下さい。

25~33
1997年9月号 夏の映画レポート 通常のアニメ雑誌なら編集記者が取材を行うところだが、読者がレポーターになるところがファンロード。本音の感想が熱いです。 14 8月15日頃
1998年6月号

スペシャルヨイショ企画
カラー投稿イラスト44点

お気に入りキャンペーンAゾーン(つまり人気ランキングトップ)入り記念特集。

WGPコールが熱い、熱い!

12~14 5月15日頃
スペシャルヨイショ企画
投稿イラスト78点
巻頭カラーに載りきらなかった分がこちらにも。下段にファンのコメントもあり、ここも熱い!

当時の熱気が伝わります。

31~36

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