[爆走兄弟レッツ&ゴー特集:勝負は宇宙だ!]
-42~45頁-
<一番思い出に残る話数は?>
スタッフのアンケートより一部引用
1話「ミニ四駆兄弟登場 走れセイバー!」
順位は関係なし。それぞれのスタート時が思い出深いですネ。大変だったからかな。映画もその1つ。(キャラデザイン・作画監督/高見明男)11話「烈の危機!残されたチャンス」
自分にかかっているプレッシャーが分からずに、ぼやんとしている烈が、小学生らしいリアルさでした。(色彩設定/関本美津子)51話「栄光の表彰台!!勝利のミニ四駆」
編集中になんとなく不安になって、各キャラの得点を計算してみたら、3位以下の得点数が間違っていて、その場で藤吉のセリフを直し、3位の表彰台に(ちょっと強引に)乗せることになった。(編集助手/中川綾子)第1シリーズ年末スペシャル総集編
連日連夜のビデオチェック、最後はスタジオの床で毛布にくるまりビデオのリモコンを握りしめて朝を迎えたことは、生涯の思い出です。(絵コンテ・演出・助監督/星合貴彦)
< 掲載内容 >
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MAXの最終回直前に再びレツゴーの大特集が組まれました。MAXだけでなく、スタッフにアンケートをとる形でSGJC編までふり返ってくれたのが、最大に嬉しいところ!!
WGPの時と同じく、全4頁の特集で、最初の2頁は石原満氏による豪樹と烈矢の見開きイラスト。それにかぶさるようにして主役2声優の談話とMAXのカット。ですが、今回の特集の最大の目玉は、残り2頁を使って発表された「スタッフの思い出に残る話数特集」でしょう。その一部を抜粋させてもらったのが、冒頭の引用です。評論の参考というより、スタッフ裏話!的な視点から選ばせてもらいました。すごい情報量で欄外にまではみ出した各スタッフのコメントが面白い! 古本屋などで見かけたら迷わず入手しましょう。ここでしか手に入らない貴重な談話が目白押し! ちなみにスタッフ思い出の話数人気第1位は100話「勝者の条件!」であります。
加戸監督のインタビューは…読んでみても結局MAXってよく分からんな…(^^;でしたが、私の好みかどうかはともかく、監督自身はそれなりにやりたいことが出来たのかなと感じました。WGPはアミノ監督の作った設定を引きずらなければならない部分があっただろうから、MAXではそれを壊して完全に自分の世界にしてしまったのかなとも思いました。ここでも「主人公は変わらない」と繰り返し言われているので、豪樹の性格が物語を決めていったところが大きいようです。ただ問題はその豪樹の性格…。物語同様、中途半端だったような気がします。それこそがMAXの狙いだったのかもしれませんが。
[漫画大行進’98 高見明男:爆走兄弟レッツ&ゴー!!]
-128頁~129頁-
応援ありがとう!!(by烈)
また!どこかで会おうぜ ! !(by豪)
え!? なんでいきなり烈と豪からの挨拶が!?って…な、ななんと、これは高見明男氏の描き下ろし漫画なのですっ! これは最後のコマの烈と豪のセリフです!
これはアニメージュが企画した新年特別コーナーです。「今年を代表する人気キャラデザイナー」6人が「世紀末・98・うさぎ」というお題で漫画を競作する!というもの。 が、そこはキャラデザイナーの方々。普通の漫画家とは一味違うタッチと表現で魅せてくれました。参加されたのは以下の方々。
各2頁ずつで展開。高見さんの生タッチがこたえられませ~ん。高見ファンには超お宝号であります。ここで豪樹と烈矢ではなく、烈と豪なのは石原さんでなく高見さんだからですよね。やっぱりレツゴー人気を支えたのは初代烈と豪なんだから、こうでなくては~!