[第20回アニメグランプリ]
-23~38頁-

*誌上では1~20位までが入賞とされ写真とコメント入りで紹介、21位~100位前後までは作品(キャラ)名のみ掲載*
その中からレツゴーに関するデータを抜き出してここに紹介してみました。
なお、時代の記録を兼ねて、一部データでは上位1~3位も合わせて紹介しています。

◆作品部門◆

入 賞
1位 新世紀エヴァンゲリオン
2位 スレイヤーズTRY
3位 機動戦艦ナデシコ
7位 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP
21位以下
22位 映画爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP暴走ミニ四駆大追跡
26位 爆走兄弟レッツ&ゴー!!

◆サブタイトル部門◆

入 賞
19位 94話 邪悪な走行!EVOが変わる時
21位以下
24位 51話 栄光の表彰台!!勝利のミニ四駆
29位 92話 リーダーの責任
36位 95話 よみがえれ烈!
41位 83話 真夏の悪夢!でた!おばけ合宿
81位 96話 めざせ決勝戦!フリーフォーメーションで突っ走れ!

◆女性キャラクター部門◆

入 賞
1位 リナ=インバース(スレイヤーズTRY)
2位 ホシノ・ルリ(機動戦艦ナデシコ)
3位 天上ウテナ(少女革命ウテナ)
16位 ジョー(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP)
21位以下
47位 佐上ジュン
66位
84位 ジュリアナ

◆男性キャラクター部門◆

入 賞
1位 碇シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)
2位 ゼロス(スレイヤーズTRY)
3位 アシタカ(もののけ姫)
5位 星馬 烈(爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP)
21位以下
33位 ブレット
33位 ミハエル
48位
49位 星馬 豪
51位 カルロ
66位 鷹羽リョウ
70位 シュミット

*声優部門・アニメソング部門・歴代部門は割愛しました*


★レビューと考察★


第19回アニメグランプリに続き、20回グランプリでもレツゴーが上位入賞を果たした。アニメージュでは投票対象期間を限定し、数年前のアニメが今年の投票に割り込まないようにしてある。そのため過去の人気作品の影響を受けず、ここ1年間のアニメの動向が正しく分かる仕組みになっている(もちろんアニメージュファンの好みが多少入っていることは考慮しなければいけないが)。

さて、あいかわらずエヴァンゲリオンが上位独占態勢になっているが、レツゴーも前年のSGJC編で知名度が広がったおかげか、WGPに入ってから明らかに人気を上げた。映画版が惜しくも22位にとどまったのはTV版と標を分け合ってしまったからだと思われる(実際、私も悩んで結局映画に投票しました^^;)。このあたり、TV部門と映画部門で分けてもらえれば、同じ作品同士が競合しなくてすんだのにと少し残念である 。

だが総じて全体に順位も上がり、レツゴーという作品が児童だけでなく、より高い年齢層にも受け入れられ定着してきたことをうかがわせる。それだけではなく、レツゴーは当初想定されていたより下の年齢層(まだミニ四駆レースに参加できない就学前の幼児)にまでファン層を広げられたことも忘れてはいけない。視聴者に媚びない作りが幅広い年齢層に受け入れられる作品につながったと思う。


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