2007年10月15日

待ってました! オータムレース前編。そりゃなんと言っても…

作画監督 高見明男氏
脚本   小出克彦氏

私にとってはまさに神回の1つッ!! 高見氏の描かれるレツゴーに惚れまくった身としては、高見烈くんご登場の回は問答無用でです(笑)。もう絵を見てるだけでよろしいです(笑)。

よろしいんですが、さすがにそれだけでは難ですし、ここは44話・45話の小出氏脚本ということでお話もよくできているので、レビューの方もちゃんと。
レツゴー日記の方ではこの回、「烈視点」に焦点を絞った書き方をしているので、ここではちょっと趣を変えて豪視点からの面白さに注目してみようと思います。いろいろな視点から楽しめる、また視点を変えると解釈も変わるレツゴーの面白さの一片をつづれたらと思います。

さて豪くんの落書き設計図。あらためておいおい…と思うのですが、アレを取り込んで見事な設計図に変換してしまう土屋研究所のコンピュータの性能の方によっぽど凄さを感じます(^^;。そしてテーマサウンドにのって始まる豪とJの共同作業。2人の性格の違いなどもよく出ていて面白い。が、あれよあれよ~という間に「続く」になってしまってちょっと物足りない&早くも明日が楽しみな39話1回目なのでした。


2007年10月16日

オータムレース前半2回目。
…前半といっても、レース会場へ到達するまでのエピソードでほとんど埋まっているような回ですが。

今朝は6時56分から開始~7時2分までと、いつもよりちょっと長く見られて嬉しかったです。わずか1~2分の差でもけっこう「たっぷり見た感」が違ってくるものですね。

のっけから高見烈くんで見惚れ状態(笑)。さすが高見氏、豪もこのかわいさではトラブルメーカーぶりでさえ魅力になってしまう。サウナの藤吉と豪のやり取りに笑えます。大神博士陣営もなんか凄みを感じるのはやはり絵のおかげか?
藤吉のヘリがプールから出てくるシーン。サンダーバードですねっ♪ お父さんお母さん年代なら「おっ」と思わせてくれる心憎い演出ですが若い人たちに分かったかな?
佐上のおっちゃんとレース会場へ向かう烈くんを見惚れつつ、今日のクライマックスシーンへ。Vマシン、止まってます~。豪くん~~(笑)。さあ会場へ向かう藤吉のヘリの中、再稼動するVマシンだが果たしてサイクロンマグナムはレース開始までに出来上がるのか!? というか、こんなギリギリ状態で作ってること自体に激しく突っ込みたいですが、まあそこはそれ、ですね。


2007年10月17日

オータムレース前半3回目。

舞台はオータムレース会場へ。のっけから烈くんで嬉しい始まりですが、久しぶりに出会う面々も多々ご登場で嬉しい限り。リョウ、二郎丸、黒沢くん~。お久しぶりです。みんな元気でしたか~。思えば10月の再放送が始まって以来、初めてですよね、彼らが登場するのは。烈・豪といっしょに走っている「仲間」たちなのに、限られた放映枠のため、本来もっと最初から出ているべきキャラたちの登場が大神陣営の後になってしまったのはちょっと残念です。
さて舞台変わってマグナムのカウル完成がスタートまでに間に合うか大騒ぎの豪たち。がここで救いの神。藤吉様!! 三国財閥の完全装備ヘリがVプロジェクトシステムを全力フォローして会場へ! この辺のテンポとリズムと演出の歯切れ良さ、やっぱレツゴーは秀逸ですわー。が、ここで豪くんがよせばいいのにさらにトラブル連発。この容赦ない自滅させっぷりは44話と相通じるものがありますね(^^;。さすがは小出脚本、素晴らしい(笑)。
そうこうしているうちにスタート時間が迫り、まだ来ない豪を心配する烈がハッと振り向いた先に→続く。

うまいところで切れてしまっているので、突っ込みのタイミングが難しいですが、どこから来るのかわからない豪をあそこで探知できる烈くんの感度ぶりはさすが兄弟!?

ところでおはスタ最後の方の連載?ミニドラマがレツゴーの台詞そのまんまで面白いです。


2007年10月18日

オータムレース前半4回目。

これ以上ないくらいのギリギリでヘリがオータムレース会場上空(着地じゃなくて、上空ですよ、空の上ですよ)にたどり着き、パラシュートでマシンをスタートさせるという無茶っぷり。初めて見た時はストレートにハラハラドキドキしてましたよ~ファイターのカウントダウンも緊張感を盛り上げてくれるし。ここでは豪くん、自分が高所恐怖症だったことちゃんと思い出せてますねー、時々忘れてんじゃ?と思うこともよくあるので。スタート時にレーサー諸氏の顔のアップがさーっと流れるんですが、レイが無駄に美しい(笑)。
さてレーススタート、Jの不安が当たるわけですが、ここで「続く」に。今日はああっという間に流れてしまってちょっと短かったような印象。やっぱりカットのタイミングはあると思うので、日によっては「けっこう見られた感」「あっという間に終わってしまった感」が出てくるのはしかたのないことかも。

ところで昨日の黒沢くんの紹介字幕が「ブラック黒沢」だったことでちょっと掲示板で話題になっていたので、黒沢くん初登場の2話を見直してみました。私の記憶では確か初期の頃はまだ下の名前がなかったと思うので。確認してみたところ、やっぱり。

2話時点のエンディング表記
 ブラック黒沢
 アバンテまこと

そうなんですよ、黒沢くんどころかまことくんなんか「アバンテまこと」でしたからね…。「太」とか「こひろ」って誰がいつ決めたんだろう・・・。でも確かに当時ならともかく、今は黒沢くんも下の名前があるんだから、正しく「黒沢太」と紹介してほしかった気はします。


2007年10月19日

オータムレース前半5回目。

トンネルを抜けるとそこは溶岩コースだった!って危なすぎじゃないですか。あらためて見るとオータムレースは「大神博士の力の大きい」バトルレースなんだということがよく分かりますね。ブロッケンGやレイスティンガーも暴れまわっているけれど、普通のレーサーたちまでバトルに興じているんだものなあ…。
そんな中、豪の超をつけたいほどの天真爛漫っぷりがむしろいい救いに。二郎丸くん、「頭の悪そうな笑い声」っておいおい(^^;と思いますが、ソレがあるからこそバトルムードに染まらずに見ることができるわけで。
いきなり初走行のサイクロンマグナムもようやく安定してきてスピードアップ。ソニックを抜いてトップに躍り出る。で、今週は終了。決着は来週であります。

豪は主人公ゆえ、そのための役割から逃れることが出来ないという宿命があるわけですが、レツゴーは主人公を2人で分け合ったおかげで1人で全てを背負わなくてよくなりました。そこから生まれた自由な部分を生かしてアニメ版豪ならではの新しい魅力を生み出してくれたのがこの回だといえると思います。

もちろんそれは烈にもいえることで、だからこそ烈にも豪にもこれだけの魅力が備わったのだと思います。おはスタで初めてレツゴーを知った人には是非レツゴーの全てを見てもらえたら嬉しいなと思います。

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