MAXはリアルタイム時に全話見てはいたのですけど、さすがに10年も経つと細かい部分は記憶から消えていきます。今回、DVD発売を機にMAXをあらためて全話見なおすということをやってみたのですが、やっぱりかなりの部分を忘れていましたね。
それゆえ、レビューを始めた時は、見直すことで新たに何か発見できることがあるのか、今までと違う感想を持てるのか、MAXを何らかの形でまとめるところまで行けるのか、全く先が見えない状態でのスタートでした。 だから今、こういう形で無事終えることが出来てホッとしています。
以下、補足事項などを。
視点について
当サイトは「烈視点からレツゴーを読み解く」がテーマですが、MAXには烈くんがおらず、ハマっているキャラもいないため、特に偏りのない全体視点から書いています（つもりです）。レツゴー日記とはまた違う「独立したレツゴー感想」として楽しんでいただければ幸いです。
勝敗表について
せっかくレビューをするなら、データとしても使えるようにと、SGJC編・WGP編と同様に勝敗表と簡単なあらすじ（１～４話はおはスタレビューで筋を詳しく書いているため省略）を付けてみました。
ところが、いざやってみたら意外に苦労したのが勝敗表。野試合が多い上に、初期などは途中乱入も多く、あるいはバトル主体になってしまう等、１位２位がつけられるレースとして成立できないものが多々ありました。内容的に軽すぎて順位をつけるレースとして扱っていいのか悩むようなケースもありました。
しかたがないのでレースによっては私の主観でその辺の判断をつけているものもあります。ですので、必ずしも「レースの成績」として信頼性・公平性のあるものになっているかどうかは保証しかねます。その点ご承知置きの上で参考にしていただければと思います。
というか、MAXってそもそも順位付けするようなレースものとして作られてなかったってことなのかな？？
MAX世界の公式レース
ひとし（７話）によるとGJC（グレートジャパンカップ）は年４回あるそうですが、スプリングレースは作中では描かれませんでした。また、地域設定や参加メンバーから見て、全国規模で行われたのは夏のサマーレースだけで、ウインターレース・オータムレースは東京地域だけのようです。
【スプリングレースの謎！？】
作中では登場しませんでしたが、29話の「GJC大予選」でファイターがマリナを「スプリングレースの覇者」、烈矢を「スプリングレースで２位だった豪樹の弟」と紹介しています。最初は順位がウインターレースと同じなので、ウインターレースのことを言ってるのだと聞き流していましたが、よく聞き直してみると「スプリングレース」と言ってます。はて、これはウインターレースの言い間違いなのか、スプリングレースも実は行われていて結果がウインターレースとそっくり同じになったということなのでしょうか？？
SGJCについては言及がないため存在は不明。大吾の台詞（31話）では少なくとも去年はSGJCはあったようです。ただ上述のようにMAX世界では地方レーサーが出場できるGJCは年１回だけのようなので、アミノ版のような「年４回のGJCで３位までの入賞者が参加資格を得る」ルールの適用は難しいと思われます（SGJCがあったとしても選手選抜は別のルールで行わなければ不公平と無理が生じると思われるので）。