今週のレース

新マグナムのデザイン中なのでレースはお休み

あらすじ

マグナムを失った豪はショックで食事もろくにとらないし、言動もおかしい。そんな時、Jは土屋研究所でVマグナムのデータを見つける。それを元に新マグナムを作ることを勧めるJ。豪はJの助けを借りてバーチャルシミュレートマシンで新マグナムの設計を始める。カイがコンピュータウイルスを送り込むも、勝負の世界に入り込んだ豪はウイルスをぶっちぎり、新マグナムの青写真を完成させる。土屋博士がいない今、子どもたちだけの力でマシンが作れるのか…?


コロコロの大神編が終ってしまったー! なんと今月号からWGPだーっ! もう1年アニメが続くの? それはともかく、豪の新マグナム誕生を見て「おや?」と思ったことがあります。種を明かせば、ミニ四駆アニメの主人公のマシンは、夏に行われる本物のジャパンカップに合わせて発売されるのです。つまりレースを盛り上げるためのタミヤのイベントなのですね。したがって1年に1回の割で主役のマシンは入れ替わる。漫画やアニメはその入れ替わりを盛り上げるための演出でもあるのです。

今までの烈・豪のマシンは2台同時に発売されてきた。ところが今回からは豪だけ。今まで常に一緒だった2人のマシンが別々になろうとしている…。何故か。ミニ四駆ブームのおかげで公式レースも増えた。烈の新マシンは新しく設定されたオータムレース用のイベントに回された。同時に双子のように同じデザインだったソニックとマグナムの形も変わり始めた。これは純粋にタミヤの都合か。あるいは烈と豪がそれぞれの道を歩き始めるという暗示か。少なくとも今回の話では烈は豪に付き添っているが…。

コロコロの大神博士は土屋博士に負けて終わりという結末をむかえた。しかしアニメの大神博士の結末は…? マグナムを破壊したレイを勝手な真似をするな、とたしなめる大神博士。「土屋のマシンは公式レースで潰さねばならんのだ!」 そう、公衆の面前でないとあなたの面子は取り戻せない。だが…?

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