今週のレース

大神スペシャル 1位 烈(バンガードソニック)
2位 まこと(セイバー600)

あらすじ

バトルレース全盛時代がおとずれ、大神博士考案のバトルパーツも大ヒット。ミニ四駆業界での地位を確保した大神博士は公式バトルレースを企画する。このままでは普通の改造をしてミニ四駆を楽しむ子どもたちの参加できるレースがなくなってしまう…。烈と豪らは敢えて参加し、バトルではない、正しい改造をした自分の走りで勝利をつかむことにより、本当のミニ四駆の姿を思い知らせてやろうとする。優勝候補のブロッケンGに、烈・豪らはどこまで迫れるのか!?


大神博士に栄光が訪れていた…。時代の流れはバトルレース。時代に合わせたヒット商品も生み出した。売れた人間が勝つ!それがビジネスの世界だ。誰も大神博士に逆らえない。土屋博士もファイターですらも。情けないが、これが大人社会の現実だ。オータムレースに先駆けて、本格的に新ルールが採用される公式レースも自分で企画できる。そこで新製品、ブロッケンGをデビューさせ、大々的に世間に大神の時代をPRするのだ!ところがそこにとんでもない邪魔者が入った…。

烈くんの魅力大爆発の回です! 最初はバトルレースなどに参加する意志はなかった烈。だけどこのままでは普通の遊び方をしたい子どもらのいる場所までなくなることに気付く。「そうだ!勝つしかない!バトル改造のマシンなんかぶっちぎりで引き離せばいいんだ!」豪もびっくりの一気に態度急変。この、瞬時にして180度切り替わるところが烈…。

まこと、黒沢も参加。案の定、レースは他マシンを破壊しまくるブロッケンGのせいで、トップグループの烈ら4人とゲンだけになる。黒沢は潰され、豪は飛ばされ、残る2台に襲いかかるゲンだが、コース中央のトラップ、サンドストームをトルネードで突っ切ったマグナムに激突され、まさかのリタイア。優勝は烈にさらわれた。

にっと笑って優勝メダルをかかげる烈。「とったぞ!ぼくたちが勝ったんだ!」すごく嬉しそうに。しかし大神は大不満。偶然だ、お前らの実力じゃない、と文句たらたらと烈に言う。最初は黙って聞いている烈だったが…ついにこらえきれなくなり…

かっと目を見開き、「こんなものいるもんかあー!!」

いきなり手にしたメダルを思いっきりなげとばした烈! キラキラと夕日をあびてサンドストームに落ちていく優勝メダル。表彰台の上から烈の絶叫が響き渡る!

「こんなのレースじゃない!ミニ四駆のレースは大事に作ったマシンで正々堂々とスピードを競い合うから楽しいんだ!難しいコースをちゃんと走り抜けてゴールへたどり着くのが楽しいんだ!人のマシンを壊すやつなんかレーサーじゃない!バトルマシンなんかミニ四駆じゃない!へっぽこぴーのおたんこなすだ!そんなのにぼくたちは絶対に負けないからな!」

…そしてテレビの前では腰をぬかして動けなくなった私がいた…。初めて見たときはどんなに驚いたことか。烈ちゃん…きみって子は…本当に何て…絶句。メダル投げ、大お説教と2段階でやられました(笑)。リアクションもリアクションだが、こんなに長~い台詞を息もつかずに叫びつづけるキャラというのも初めて見た。これでもアニメ人生、長い方だったのに。負けました、烈くんには。ミニ四駆にかける熱い思いも焼け付くように伝わってきました。

この回の入賞者が烈とまことだというところも、いいですね。思えば今まで出たキャラの中で最もミニ四レーサーとして本来のスタンスを保っているのが、実はこの2人。豪のトルネードは実際のミニ四レースでやったら反則技。ゲンのバトルと紙一重というのが本当のところ。黒沢も前科者(^^;だし。この回だけは烈とまことでなければ説得力がなかったと思うのです。

それだけでなく、烈くんの時代に迎合しない生き方も心地よい。流行の波には惑わされず、あくまで自分の正しさを貫く。出来そうでなかなか出来ないことです。いいぞ、烈! 最高だ!

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