今週のレース(途中経過)

藤吉カップ前半
(三国ファイブスターランド)
1位 J(プロトセイバーJB)
2位 藤吉(スピンアックス)
最後尾 烈、豪

あらすじ

藤吉が三国ファイブスターランドで藤吉カップを主催。烈と豪を招待にやってくる。Vマシンのデビュー戦はサマーレースでと考えていた烈と豪だが、藤吉にのせられて出場することに。他にリョウ、まこと、藤吉自身もシード選手として出場。会場に行ってみたらJも一般参加で出場していた…。レース開始直後から空気砲で暴れだすJB。だが烈と豪はまずVマシンにセイバーの心を受け継がせることから始めるのだった…。


このあたりから少しずつ話が原作から離れ始めます。原作ではこれ、GJCのレースなんです。藤吉カップという設定はアニメオリジナル。前半戦のコース設定もアニメオリジナル。そして1番の注目点は…なんと言っても「Vマシンにセイバーの心を受け継がせる烈と豪」! 感動してしまいました。原作ではこんなことやってないので、驚くと同時にアニメ版を改めて見直すきっかけになりました。

夜の烈の部屋。風呂に入るのも忘れて夢中でセッティングと調整をしている烈。ソニックセイバーを初めて走らせた時のモーターを取り出し、「大事な記念だからとってあるんだ。モーターはミニ四駆の魂みたいなもんだからね…」とつぶやく烈。兄貴の様子を見て豪もセッティングを始めるが、烈と同じくマグナムのモーターに気付く。

烈くんのモーターに対する思い入れとこだわりは人並みならぬものがあるようです。11話の烈くんの夢の中で大好きな台詞があります。「このモーターは当たりだな」とつぶやいてるんですが、これは本当にレースをして走りこんでいる人間じゃないと出てこない台詞なんですよね。ミニ四レーサーなら心にぐっとくるツボな台詞では。レツゴー全102話を通して見ても、これほどモーターに丁寧に接しているキャラは烈くんだけでしょう。烈くんのミニ四駆への愛とこだわりはこんな所からも感じられて、ますますこの子が好きになってしまいます。

さてVマシンにセイバーを初めて走らせた時のモーターを積んだ烈と豪。もう古くて寿命がきているのでスピードが上がらない。最後尾になってしまう烈と豪。でもいかにJBが暴れようとも、ぐっとこらえて古いモーターが動かなくなるまで走らせる。JBの餌食になってしまったまことくんの前で新しいモーターに積み替えて再スタート。

「こいつらにマグナムセイバー・ソニックセイバーのミニ四駆魂を受け継いでもらうためさ!」

魂は伝わった! 反撃開始! 「あいつに本当のミニ四駆を見せてやる!」と叫ぶ烈!

「いっけぇーーーー!!」

あああ、燃えるうぅぅ!! ミニ四レーサー中のミニ四レーサーだッ、烈!!

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